2013年8月28日水曜日

ニキビの治療①(生活習慣)

ニキビの治療①(生活習慣)

今回は、ニキビ治療の基本中の基本、
生活習慣についてお話していきたいと思います。

ニキビ治療では、以下のような目的に沿って、
治療薬の処方や生活指導が行われます。

l  抗酸化物質の塗布
l  アクネ菌の殺菌
l  厚くなった角質を正常化させる
l  皮脂分泌の正常化

一般的なニキビ治療は、ニキビができた部位を、
日に12回低刺激性のせっけんで洗うのが望ましいとされています。

抗菌せっけんやスクラブ入りせっけんの使用は、
有用な皮膚常在菌を過剰に洗い流し、
且つ皮膚を刺激し悪化させる恐れがあるので注意が必要です。


それでは、ニキビ治療中の生活習慣についてお話していきましょう。

もちろん、ニキビ予防にも効果的です。


まずは何と言っても食生活ですね。

基本はビタミンミネラルをしっかり摂取するようにしましょう!

特に

ビタミンC(アセロラ,イチゴ,ミカンなど)、
ビタミンB(ウナギ,レバー,大豆,豚肉など)、
ビタミンA(レバー,ウナギ,カボチャ,ニンジン,ホウレン草など)、
食物繊維(海藻類,キノコ,豆類など)

になります。

ハルちゃんパパの場合は、
食物繊維が少ない時に便秘になり、
体内の老廃物が溜まってニキビができやすくなる体質のようです。

食事での摂取が難しい場合は、
サプリメントで補強してあげるのもいいでしょう。


次に洗顔です。

これは肌のタイプで使い分ける必要があります。

皮脂分泌が多すぎる肌の方は、
しっかり洗顔をするようにしましょう。

ハルちゃんパパはこのタイプだったので、ちょっとでも汗をかいたかなと思うと、
細目に顔を洗うようにしていました。

乾燥肌の方は、清潔を保つ必要最小限の洗顔で十分ですが、
洗顔後の保湿にも気を付けなければなりません。

最後に、

l  たっぷり睡眠
l  しっかり運動
l  ストレス発散
l  シャンプー,ボディソープの見直し


「当たり前やん!!」と、思った方も多数いるかと思いますが、
意外とこの当たり前のことが出来ていないんですよね~・・・・・。

特にハルちゃんパパと同じ体質の方は、
洗顔の回数を今より増やしてみてください。

外出している時は、
水だけでも構わないと思います。

顔以外の場合は、ニキビの箇所を水で濡らしたタオルなどで細目に拭いてください。

肌をベタベタしたまま放置することを避けるように心掛けてください。
(実は、夏場よりも冬の方が汗に含まれる皮脂の割合が多いのです。

以上のことを忠実に行うだけで、
ニキビができる数も減ってくるはずです。

次回はニキビ治療で用いられるお薬について解説していきます。



1.無添加薬用ジェル クリスタルモーション

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2013年8月26日月曜日

ニキビの原因と症状

ニキビの原因と症状


今回は、ニキビの原因と症状について解説していきたいと思います。

ニキビは、毛穴がホルモンと細菌と皮脂の相互作用によって炎症を起こすことで発生します。

従って、皮脂が多く分泌される部位にできやすい傾向があります

ニキビは、皮脂を分泌する毛穴が詰まるところから始まり、詰まった毛穴の中に乾いた皮脂や角質(死んだ細胞)がたまり、この状態が黒ニキビ(毛穴が開いて中身が見えている状態)または白ニキビ(毛穴が閉じている状態)と呼ばれるものになります。

黒ニキビ、白ニキビの状態から赤いニキビを作り出すのは、ブドウ球菌と同様に皮膚に非常に多く存在する皮膚常在菌のアクネ桿菌プロピオニイバクテリウム・アクネス、 P.acnesになります。

アクネ桿菌は、嫌気性の細菌のため酸素のない脂腺の奥に生息します。

また、皮脂を好むため、詰まった毛穴の中で皮脂を栄養として過剰に増殖し、脂肪分解酵素のリパーゼを分泌し、皮脂を遊離脂肪酸にしてコメド(面皰)になります。

また、紫外線や空気中の酸素が皮脂を過酸化脂質に変化させることもあります。

このように皮脂が遊離脂肪酸へ変化し酸化され過酸化脂質へと酸化された結果、炎症が起きて赤くなったり、膿がたまって黄色い部分ができるという症状が出てくるようになるのです。

また、さらに進行すると、毛穴が破れて中身が流れ出し炎症が広がることもあります。

その場合は皮膚の深い部分を傷つけてしまうため、炎症が治っても痕(瘢痕・あばた)が残る場合が多いようです。

なお、ニキビのできるメカニズムは完全には解明されていません。

また、粉瘤腫というほぼ同じ外見の腫れが身体のいずれかの場所にできる場合もありますが、治療方法がニキビとは異なります。

化粧品の使用は毛穴を詰まらせ、にきびを悪化させる場合があります。

チョコレートなど特定の食品や性行動が原因とする噂もありますが、科学的根拠は存在しません。

思春期に発生するものはテストステロンの分泌量移行に対する反応であることが多いようです。

ほとんどの人では、その反応は時間がたつにつれて減少し、その結果、20代前半までにはにきびは改善するか少なくともその数が減少するようになります。

また、ホルモン分泌の乱れや、睡眠不足ストレス食生活などの不摂生な生活によっても皮脂分泌が多くなり、ニキビの発生を促すケースもあります。




次回からニキビの治療について解説していきますね。


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2013年8月25日日曜日

ニキビって?

ニキビって?


はじめまして。ハルちゃんパパです。

このブログは、 “ニキビ”について、一応“薬剤師”であるハルちゃんパパが誰にでもわかりやすく理解できるようにまとめていくつもりです。

最近ニキビが気になる方、すでにニキビで悩まれている方などの役に立てれば幸いです。

では早速始めていきたいと思います。


ニキビ とは、一言でいうと皮膚の炎症性疾患です。

簡単に説明すると、皮脂で毛穴が詰まった状態になることです。

顔,胸,背中に見られるものは、医学的に尋常性痤瘡(じんじょうせいざそう)、又は単に痤瘡(ざそう)と言うそうです。

一般的に“ニキビ”という語は青年の顔面に発生するもの思春期ニキビをいい、それ以外のものは吹き出物(ふきでもの)大人ニキビということが多いですね。

ニキビには、「白ニキビ」,「黒ニキビ」,「赤ニキビ」3種類があります。

「白ニキビ」は、先ほども言いましたが、皮脂で毛穴が詰まった状態になることで、周辺の肌を押すと白い芯がプチッと飛び出してきます。

これがきれいに出るとニキビ痕も残らないですよね~。

「黒ニキビ」は、毛穴に皮脂と異物がつまり、それが酸化して黒くなった状態のことです。

これも白ニキビ同様、きれいに出ると痕が残らないですね。

「赤ニキビ」は、上記の白ニキビや黒ニキビが悪化して、毛穴の中で炎症を起こしてしまう状態で、時には痛みを伴う場合もあります。

これが諸悪の根源ともいうべき状態です!!

治るまで時間がかかるくせに治りも悪く、ニキビ痕がクッキリ残ってしまう可能性が高いです。


次回はニキビの原因について解説していきたいと思います。


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